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イベントレポートEVENT REPORT

小学校にて「薬物乱用防止教室(危険ドラッグ及びシンナー)」を行いました・・・☠

薬剤師は薬局業務だけでなく、地域保健,公衆衛生活動に貢献することが求められています。そういった概念のもと、各小・中学校・高校において各担当校を決めて、「学校薬剤師」として『薬物乱用防止教育,水道水やプールの水質検査,教室での空気・照度・騒音検査』など子供たちが安心して安全に学校生活を過ごせるために、定期的に活動を行っています。
今回は、担当校の南区H小学校5年生に「薬物乱用防止教室」にて「危険ドラック」及び「シンナー」について講演しました。

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厚生労働省と警察庁は、平成26年7月にそれまで「脱法ドラッグ」「脱法ハーブ」と呼ばれていたものを「危険ドラッグ」と呼ぶように定めました。「危険ドラッグ」とは、覚せい剤、大麻や麻薬と同じように興奮、幻覚陶酔等の作用があり、乱用を目的にしています。「どの成分が、どれ位入っているか分からないため、体がどう反応するか予想できず、昏睡、呼吸停止、死亡例も出ている大変危険なものです☠

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福岡県の青少年のシンナー乱用検挙数は、平成15年のピーク時の50分の1まで減少しましたが、それでも昨年まで全国ワースト1位が14年連続!という不名誉ものです・・・( ゚Д゚)
シンナーの特徴(状態?液体,や色?透明,カップラーメン溶ける?など)をクイズと実験を交えながら、「からだの油が溶ける」⇒「脳・肺・肝臓・腎臓・生殖機能・視力などに甚大な影響が出ること」「強い麻酔作用⇒酸欠・呼吸麻痺による急性中毒」を紹介しました。
↓↓「参加型の講演ということもあり、生徒さんたちも興味深く勉強していただいたと思います!

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太陽薬局では、3名の薬剤師が「学校薬剤師」として計4校担当しております。
今後も子どもたちの薬物乱用防止に努め 地域の公衆衛生に、薬剤師として少しでも貢献できたらと考えております・・・