太陽薬局では定期的に全社員対象に研修会を行っています。 今回は二部構成で研修会を行いました。
Ⅰ.外部講師をお招きして、初心に戻り「身だしなみ」「あいさつ」「言葉使い」「電話対応」など基礎編の接遇研修を行いました。
Ⅱ.ある店舗が九州厚生局指導監査課による「個別指導(高点数)」の対象となり、先日2時間ほどご指導いただきました。勉強になることが非常に多く、皆にどうしても伝えたく思い、薬歴記載方法などについて研修会を行いました。
ちょとしたテストやクイズも交えながら参加型形式にて研修を行いました。まずは講師の方に「お辞儀」のお手本を見せていただいて、私たちも隣の方に実践じっせん!? 上手くできているでしょうか??
★皆さんの反響報告の一部(Ⅰ.接遇研修)です
〇入社時研修で教えていただきましたが、月日が経つにつれ、自己流になっていたことに気づきました。接遇五原則を意識して患者様に一人でも多くかかりつけ薬局に選んで頂けるよう努めてまいりたいと思います。時々初心に振り返ることが大事であると思いました。
〇研修を終えて、自分が患者様に評価され、そして、他の人たちに広告として伝わっていく、とのお話を聞いて、私は果たしてちゃんとできているのか、考えてみました。あいさつから始まり、常に患者様に見られているという意識を持ち、薬局の今後の評価につながる動作をあまりできていないと実感しました。これからは、患者様に対して意識を持ち、基礎からしっかり見直していきたいです。
〇薬の知識を身につけるのと同じくらい、接遇も意識して継続的に取り組むことでより高めていけると感じた。「挨拶するときに立ち止まる」ことを、今まではあまり意識していなかったが、きちんとできれば見る側はとても気持ちがいいと思うので、さっそく実践していきたい。敬語の使い方は普段から気をつけて確認しあったりもしますが、ホスピタリティーという言葉を聞いて改めて患者さんと接する上での心持を考えさせられました。
〇身だしなみについてスタッフ間で定期的にチェックすることで互いに社会人としてのありかたや太陽薬局社員としての共通認識をもつことができるので実践しようと思います。日々の業務の中でついつい忘れがちなちょっとした動作や言葉遣い、作法の大切さを再認識させていただきました。
〇患者様が広告代理店であり、悪い話と良い話の伝わり方の違いを聞き、改めて接遇の大切さを実感いたしました。また、おしゃれと身だしなみの違いを明確に認識することができ、より身だしなみにも気をつけ、五原則を意識し、接遇を行ってまいります。
★皆さんの反響報告の一部(Ⅱ.薬歴記載について・個別指導より)です
〇日常業務の監査、指導における、保険請求上の問題点、薬歴記載上の問題点、等について学んだ。薬歴の書方において、長期処方の薬剤についての記載や、ハイリスク薬についての記載などについて具体的に学んだ。日々行っている業務をきちんと目に見える形で薬歴に記録して残す重要性について学ぶと共に、身のひきしまる思いで業務に当たっていきたいと思った。
〇個別指導で指摘のあった薬歴の記載項目は、きちんと満たせば患者さんにとってのよりよい指導に繋げていけることばかりなので、目的を考えながら丁寧に書いていきたい。全てを網羅するとどうしても薬歴が長くなってしまうので、次の投薬者が見やすいよう、無駄は省いてより洗練させていきたい。薬歴の書き方ももちろんですが、薬情の文章について見直す必要を感じました。毎日のように出ている薬も改めて薬情を見直し、適応や使い方が複数ある薬は特に店舗内でしっかり確認していこうと思います。
〇薬歴の勉強会は、前回ときちんと連続性をもたせること、ハイリスクなどの確認、検査値なども書くことで薬歴は意味があるものになることも改めて勉強になりました。これから書き方に注意して意味のある薬歴を作っていこうと思います。
〇一包化の算定理由をレセプトのコメント欄に書くのを忘れていた。←このようなコメントを記載しないといけないもの(嚥下困難、一包化、粉砕等)を改めて皆でチェックして記載忘れを防いでいきたいと思います。
★太陽薬局ではこういった全社員対象の集合研修会を継続的に行うことで、いつどのような状況でも素早く誠意ある対応ができるように心掛けています。